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やさしい気配と、静かなことば。
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金魚鉢
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大正の記憶
声にしない手紙
縁側の午後、ことばの代わりに 夏の午後。縁側に座った姉は、うちわで風をつくっていた。妹は黙って、その音を聴いていた。 風鈴の音が、ふたりの間に揺れる。まるで、何かの“返事”みたいに。 話さなくても、届けられること 「さっき届いた手紙、まだ返事...
2025年5月20日
大正の記憶
風の音と、立ち話
朝顔の道で、ふたりは立ち止まった 夏の朝。縁側から顔を出した姉が、風鈴の音に耳をすませていた。妹は、朝顔の咲く道を歩いてきて、ふと立ち止まる。 ふたりはまだ、何も言わない。 風が、ふたりの会話を始めた うちわの音、風鈴の揺れ、金魚鉢の水の音...
2025年5月20日
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